SDGs活動

WARCのSDGs達成に向けた活動が、SDGsに取り組む企業として外務省のホームページに紹介されました。

外務省ホームページを見る→

SDGsとは、2015年に国連のすべての加盟国(193ヶ国)が合意した「持続可能な開発目標」の略称で、「誰一人取り残さない」をキーワードに、世界が抱える貧困、福祉、ジェンダー、経済、環境、平和などのあらゆる課題を全ての国を上げて解決してゆくために2030年までに達成する17の目標を掲げた「世界の共通の言語」で、169のターゲットと232の指標が設定されています。

WARC SDGs宣言

環境にやさしい自動車リサイクルに取り組み
持続可能な循環型社会づくりに貢献します

1.使用済車10,000台/年から25,000点/年以上の部品リユースと8,500台/年以上の全部再資源化法による素材リサイクルを行い、CO₂8,000トン/年以上を削減します。

2.シュレッダーダスト(ASR)を1,700トン/年以上削減します。

環境に優しいWARC方式

WARC方式全部利用法はシュレッダーダストを発生させずに、
車の鉄を車に水平リサイクルしています。

WARC方式全部利用法の温室効果ガス排出削減効果は最も大きく、
888kgCO₂/台と評価されています。

WARCのSDGsへの取り組み

ミッション

車から車へのリユース・リサイクルによる
地域資源循環推進

「環境未来都市」として国から認定された北九州市のエコタウンエリアに位置する当社は、その立地を活かし地域経済内での事業連携を強め、車から車への資源循環に積極的に取り組んでいます。

RECYCLE

Car to Carを目指した
地域資源循環圏づくりへの取り組み

廃車由来鉄の地域資源循環

WARC方式の解体で、Cu%<0.3%に安定した品質で造り込まれたサイコロ鉄スクラップは、日本製鉄株式会社九州製鉄所八幡地区に出荷され、自動車用薄板等の高級鋼用鉄源として使用されており、車から車へ戻る資源循環が実現されています。

SDGs 活動実績

年 度 内 容 数 量
2022年度 全部利用向サイコロプレス 出荷個数 4,831個
全部利用向サイコロプレス 出荷重量 2,168t
全部利用向サイコロプレス CO₂排出削減量 4,290t
全部利用によるASR削減量 918t

廃車由来樹脂の資源循環によるASR量の削減

自動車解体業者や樹脂再生業者が隣接する北九州エコタウンの地の利を活かし、廃車から手バラシで外装品(バンパー等)や内装品(ドアトリム等)の樹脂を回収し、異材選別と粉砕を行った高品位樹脂を樹脂再生業者に供給し、自動車用樹脂部品原料としての用途開拓に取組みASR(自動車シュレッダーダスト)量の削減に貢献しています。

北九州エコタウンを核とする廃車由来樹脂循環スキーム
バンパー
内装樹脂

SDGs 活動実績

年 度 内 容 数 量
2022年度 北九州エコタウン連携によるバンパー由来樹脂出荷量 53t
北九州エコタウン連携による内装材由来樹脂出荷量 31t

廃車由来ガラスの資源循環によるASR量の削減

自動車解体ラインの前処理工程でサイドガラスとフロントガラス等を使用部位毎に回収しています。回収されたガラスは、北九州エコタウン内のガラスリサイクル会社へ引き取られ、破砕・選別後、近隣ガラスメーカーでグラスファイバーに再生され、ASR量の削減に貢献しています。

サイドガラス
フロントガラス

SDGs 活動実績

年 度内 容数 量
2022年度サイドガラス出荷量20t

廃車由来アルミニウムの再資源化

取り外した廃エンジンやホイール、ラジエター、バンパーフォースメント等は異材除去や選別を行い、アルミニウムの品位を高め地域のアルミニウム再生業者へ出荷され、自動車用部品材料にも再利用されています。

SDGs 活動実績

年 度 内 容 数 量
2021年 アルミホイル出荷量 73t
廃エンジン出荷量 552t

廃車由来非鉄金属の再資源化

解体工程で回収されたワイヤーハーネス、モーターには銅(Cu)が、触媒には白金(Pt)・パラジウム(Pd)・ロジウム(Rh)、また電子基板類には金(Au)・銀等の貴金属が含まれており、これらを分別回収して再生会社へ出荷し、再資源化しています。

SDGs 活動実績

年 度 内 容 数 量
2021年 ワイヤーハーネス(Cu)出荷量 57t
電子基板・エアバッグカプラー(Au)出荷量 0.099t
触媒(Pt・Pd・Rh)出荷個数 7,153個

REUSE

再利用可能な部品のリユースによる
資源消費抑制への取り組み

廃車由来部品のリユース

ドア・フェンダー・バンパー等の外装部品やエンジン・トランスミッション・コンプレッサー等の機能部品を整備士が品質チェック・製品化し、地域の整備会社を中心に車の修理に活用されています。

リユースパーツの使用により、安価な修理が可能

資源消費抑制によりCO2削減に貢献

フロントドアの再利用でCO2約70kg(ブナの木6本分のCO2吸収量)に相当

エコプロジェクトはこちら→

SDGs 活動実績

年 度 内 容 数 量
2022年度 リユースパーツ販売点数 19,591個
リユースパーツ販売販売によるCO2削減量 625t

リユース部品を使って中古車両を再生・販売

パーツ倉庫でストックされた大量のリユースパーツを利用して自動車を整備、中古車として販売しています。

事業活動の環境負荷低減

使用エネルギーの環境負荷低減

低CO₂エネルギーの活用を推進

当社は使用電力の地産地消をモットーに、北九州パワーより供給された北九州市産の電気をメイン電力として現在使用しています。
※北九州市産の電気とは、市内にある清掃工場でごみを焼却処理する際、その焼却熱を利用し、作られた電気のことで、地域電力会社の北九州パワーが購入し一部が当社に供給されています。

■使用電力地産地消イメージ図

SDGs 活動実績

年 度 内 容 数 量
2021年 電力によるCO2発生量 2.31t/月
低CO2電力への切替えによるCO2削減量 12.59t /月
(切替前2016年度 14.52t/月との比較)

節電意識の徹底で電力使用量削減

当社の小さな行動がCO₂排出削減のバタフライエフェクトに繋がると言う信念のもと、照明のLED化や省エネエアコン等の節電機器の導入を進めてきました。また、エアコンの適正温度設定や運転管理および、こまめな照明のオンオフなどの節電活動を社員一丸で行なっています。

SDGs 活動実績

年 度 内 容 数 量
2021年 電力使用量 17,603kwh/月
省エネ節電機器の導入と節電活動による電力削減量 9,607kwh/月
(変更前2016年度 23,830kwh/月との比較)

労働環境

誰もが垣根なく働ける職場作り

ジェンダーに関わらず適材適所へ配属

従来男性が担ってきたリサイクル現場において、出産・育児休暇・フレックス勤務等を導入し、女性や誰もが働ける職場作りを進めています。また、有給休暇の取得促進や同一労働同一賃金の働き方改革を推進し、一人一人の働きがいを充実させて経済成長へと繋げて行きます。

地域連携による3Rの取組み

Car to Car 以外へのリサイクル

シートベルトをバッグにアップサイクル

3Rを志す地域企業との連携の一環として、従来サーマルリサイクルされていたシートベルトを無償で提供し、より身近なシートベルトバッグとしてアップサイクルしており、就労継続支援事業にも貢献しています。

社会貢献

環境について知識・技能を備えた
人材育成に貢献

工場見学やSDGs研修の受け入れ

当社は小・中学校の社会科教科書に掲載されており、小・中学生や一般者の工場見学対応や高校生のSDGs学習ツアーの受け入れ等を行なっています。来訪者は年間約8,000人、創業以来約12万人にのぼり、自動車リサイクルを通じた環境保全について社会的認知度向上に貢献しています。

新型コロナウイルス対策支援活動

SDGs 私募債「感謝のココロ」発行

新型コロナウイルス対策支援活動として、寄付/SDGs認証支援型「 新型コロナ対策支援 私募債『感謝のココロ』」を発行し、発行金額の一部を福岡県の新型コロナウイルス感染症対策基金に寄付しています。本寄付を通じて、新型コロナウイルスと最前線で戦う医療従事者の方々や感染防止への取組みを支援し、地域医療の維持・強化に貢献する事を目的としています。

詳細はこちらをご覧ください→

国際貢献

途上国支援を行なっています

使用済切手で途上国の母子保健に貢献

当社内で発生した使用済切手を収集し地元ラジオ局へ郵送。国際協力NGOを通し途上国の母子保健に貢献しています。

SDGs 活動実績

年 度内 容数 量
2021年使用済み切手郵送枚数約7,200枚

健康宣言

心身ともに元気で働ける会社を目指します

健康経営への取組み

「健康は安全作業の第一歩」をモットーとして健康宣言を行い、定期健康診断の受診、毎朝のラジオ体操やウォーキング活動を推進しており、四半期毎の表彰制度を設け活動を活性化しています。また、全国健康保険協会より「健康づくり優良事業所」の認定を受けています。

SDGs 推進活動

SDGs 最新情報